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ガラスびんのリサイクルの最大の特長は、ガラスびんを何回でも繰り返しガラスびんとして再生することが
できる「びん to びん」(:bottel to bottle ) を他素材容器にはない高い割合で実現していることです。
回収したガラスびんを砕いたガラス屑(カレット)を新しいガラスびんの原料として使用することにより、 びん製造段階での省資源・省エネルギー・CO2排出量削減などの環境負荷低減効果を図ることができます。
エコロジーボトルとは
一般的に、日本国内で製造されるガラスびんは、原料としてカレットが約75%使用されているのに対し、
カレットを90%以上使用して製品化したガラスびんを「エコロジーボトル」といいます。 エコロジーボトル採用のメリット
◆ 省資源・省エネルギー エコロジーボトルは、原料となる天然資源の節約に加え、燃料エネルギー(重油・ガス・電気)の節減に 直接的な効果を発揮します。カレットの使用量が10%増加するごとに約2.5%の熱効率が向上します。 ◆ 大気汚染物質の排出削減 省エネルギーによって、溶解炉で発生するCO2やSOx、NOxなどの排出量が削減され、地球温暖化や酸性雨、光化学スモッグへの配慮につながります。 ◆ 排出物の削減 カレットの利用が進めば、埋め立て処理される空きびんが減り、廃棄物の削減につながります。 容器包装リサイクル法により、「無色」や「茶色」以外のびんは「その他」として回収され、様々な色の入り混じった色カレットとなります。「その他」カレットは、緑系のびんに入った輸入商品の増加もあり余剰傾向にありました。エコロジーボトルの採用は、余剰カレット削減にも寄与しています。 リサイクル推進のために ガラスびんのリサイクルにおいて、カレットの品質は製造されるガラスびんの品質につながり大変重要です。東洋ガラスでは、普段からカレット事業者と協力して高品質のカレット入手に取り組み、究極のリサイクルであるエコロジーボトルの普及に積極的に取り組んでいます。
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