ガラスびんの最大の特徴は、使用済みのガラスから品質を劣化させることなく、何度でもガラスびんを再生できることです。すなわち、完全なマテリアルリサイクルの「びん to びん」が可能な素材です。 多くの使用済みガラスは、回収されて再生原料のカレットとなり、新たなガラスびんへと生まれ変わります。ガラスびんのライフサイクルには、資源循環の上位に位置するクローズドループリサイクルシステムが構築されています。 2018年度の東洋ガラスにおけるカレット利用率(総溶解量に対する再生原料カレット使用量の割合)は77%でした。 新たなガラスびんの原料としてより多くのカレットを使用することで、製造段階での省資源・省エネ・CO2排出量削減などの環境負荷低減効果を図ることができます。循環型社会の構築に向けて、東洋ガラスはすべてのステークホルダーの皆様と共に、カレット利用率の向上に取り組んでまいります。